学校生活支援事業とは

学習障害(LD)、注意欠如/多動性障害(ADHD)、高機能自閉症などにより、生活や学習上の困難がある児童・生徒に対し個別の学習支援を実施するのが特別支援事業です。平成28年4月に「障がい者差別解消法」が施行され、障がいのある人への差別をなくし、障がいのある人もない人も、共に生きる社会を作ることを目指すことになりました。
特別支援事業は、学校における支援員のように人的支援をすることについて、文部科学省も、合理的配慮の一つであると位置づけています。それに伴って、身体的な障がいや、発達障害などの児童に対する支援員配置を、各自治体ごとに行っています。
ぴゅあ・さぽーとでは、品川区と港区の特別支援事業を受託して、支援員による事業運営を行っています。

学習支援員という仕事

学習支援員の役割は学級担任の補助的な役割です。学習支援を実施するためには、まず、担任の先生の学級運営方針、教育目標を把握し、子どもへの関わり方、授業の進め方等を知るように努めます。
児童に対しては、他人との比較である相対評価ではなく、スモールステップでよいから少しずつでも向上するような支援を目指します。
児童が自己効力感を持てるようになり、楽しい学校生活を送れるようになることが私たち団体の願いです。

ぴゅあ・さぽーとの学校生活支援事業

さぽーと品川

さぽーと品川では、平成20年4月より、品川区の特別支援事業を受託・運営しています。現在では、品川区立の小・中学校、小中一貫校、約40校において学習支援、介助業務を運営しており、学習支援、介助の対象となる児童は500名を超えています。品川区においては、通常学級で学習支援、介助を行うと共に、特別支援学級においても学習支援を行っています。そして、100名超の学習支援員、介助員がそこに携わり、児童生徒と共に、毎日の学校生活を豊かにするために尽力しています。授業時間における支援はもちろん、休み時間や給食時間においても、児童生徒がより安全に、より楽しく過ごせるように学校生活をサポートしています。

ぴゅあ・さぽーと・みなと

ぴゅあ・さぽーと・みなとでは、平成26年4月より、港区の特別支援事業を受託・運営し、現在では港区立の小・中学校において学習支援業務を行っています。学習支援といっても、勉強を教えるのが第一義ではありません。学習支援員の重要な業務に「児童・生徒の安全管理」があります。安全が確保できる範囲で、子どもが経験する機会を確保できるように配慮をするのも、支援員の大切な業務です。また、学習支援員は複数の児童に対して支援を行う形になっています。それだけに、児童個々によって違う特性を把握し、その特性に配慮しながらの支援が求められます。支援員がいなくなっても学校生活を送れるような児童生徒の自立が、学習支援員の目指すところです。