事業内容
学校生活支援事業
・学校生活支援事業とは
学校生活支援事業とは、小学校・中学校・幼稚園で、生活面や学習面での困難がある子どもに対して個別に支援をするために、支援員の配置をする特別支援事業を、区から受託し運営している事業です。 ぴゅあ・さぽーとでは、品川区と港区と渋谷区の特別支援事業を受託しています。
・障害者差別解消法と合理的配慮
2016年(平成28年)4月に「障害者差別解消法」が施行され、障がいのある人への差別をなくし、障がいのある人もない人も、共に生きる社会を作ることを目指すことになりました。そういった共生社会を作っていくなかで、障がいにより社会の中で困難が生じた際には、「合理的配慮」を行う事が義務付けられています。 文部科学省でも、学校・園において児童・生徒・園児へ支援員のような人的支援をすることについて、合理的配慮の一つであると位置づけており、それに伴って、身体的な障がいや、発達障害などの児童に対する支援員配置を、自治体ごとに行っています。
・支援員という仕事
支援員の役割は、支援を必要とする児童・生徒・園児が、学習に取り組みやすくなり、学校や園での生活が過ごしやすくなるように手助けをする事です。
支援児に対しては、本人が目標に少しずつでも近付けるような支援を目指します。
支援児が自己効力感(自分でも課題をこなせるという実感)を持てるようになり、学校・幼稚園生活を楽しく送れるようになることが、私たちぴゅあ・さぽーとの願いです。
児童健全育成事業
・児童健全育成事業とは
子どもが子どもらしく生活でき、友だちや仲間と様々な経験をしながら失敗してもつまずいても立ち上がれる力をつけ、でも上手くいかない時には手を貸してもらえる人がいる、その手を貸してあげられる人(事業)を目指しています。
品川区より児童センター5ヶ所を受託、運営をしておりますが、「施設内でのルールを守らせる事、安全に気を配り怪我をさせない」という役割も一つですが、大切な事は子ども一人ひとりの平熱(普段)を知り、いつもと違う様子に気付き寄り添い支援していく事です。
子どもはそれぞれ生きる力を持っています。その力を最大限引き出してあげる、そのために様々な経験ができる場を作り、生きる力を育む手助けをする、そんな事業を目指します。
・児童指導員という仕事
児童を管理・指導する仕事ではなく、子どもに寄り添い支援していく児童支援員とも言える仕事です。
子どもの安全を守ると同時に一人ひとりの特性をよく理解し、時には一緒に遊ぶお兄さんお姉さん、時にはゆっくり話を聞いてくれるお母さん、時には厳しいお父さんのような存在です。
命を預かる大変な仕事でありますが、子ども達の笑顔や成長が一番のモチベーションであり、大人も一緒に成長していける仕事です。
児童センター
児童センターは、児童の健全育成を目的にした施設で、0歳から18歳までが利用できます。
子どもたちに遊びの楽しさを伝えるよう、乳幼児親子向けのクラブや季節の行事、小学生以上を対象にした工作、クッキング、スポーツ、季節のイベント、講師によるクラブなどがあります。
南大井児童センターは、乳幼児親子の来館が多く、全世代対象のトランポリン教室が人気です。
八潮児童センターは、日曜・祝祭日のみ運営しています。
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南大井児童センター
大井町駅の近くにある、小規模の家庭的な児童センターです。アットホームな児童センターなので、乳幼児親子、小学生、中高生までみんなが、年齢にこだわらず一緒に遊んでいます。
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八潮児童センター
区内で最も広い児童センター・ティーンズプラザです。大中小のバンド練習スタジオ・ミキシングルーム・ライブホール・ビリヤードやダーツができるプレイルームなど多彩な施設を備えています。